PHP言語を習得するうえで避けては通れない。
変数の宣言と値の代入。具体的な使用例などを紹介しながら解説。初心者様、入門者様に向けて、できるだけ解りやすいように噛み砕きながらお話しております。
<?php
$変数名;
?>
半角記号のダラー「$」を記述。後に変数名を書いてセミコロン。とても簡単ですが、このような形で変数宣言を行います。
以下に幾つか参考になりそうなコードを書いてみました。最初のうちは、意味不明で解らないかもしれませんが、諦めずに繰り返し書いていれば理解できるようになります。
<?php
// 大文字と小文字は区別されるょ
$name;
$NAME;
// 頭文字にアンダースコア使えます
$_dango;
$_hoge47;
// 1文字だけの変数名でも大丈夫
$a;
$Q;
?>
変数名は、大文字と小文字が区別されます。$nameと$NAMEは、一見、同じように見えるけれど全くの別物。疑問に思うかもしれませんが、そういう仕様なんですよね。
頭文字は、アンダーバー、英字の大文字と小文字が使える。その後、2文字目からは、アンダーバー、数字、アルファベットの大文字と小文字がつかえます。
ちなみに変数名は、1文字だけでも大丈夫。
実行結果は、このとおり。変数宣言しただけでは、何も表示されません。今後、宣言した変数にさまざまな値を格納して使用します。
<?php
$変数名 = 値;
?>
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<?php
// 変数に値を代入する
$name = 'satou';
$Country = 'japan';
$_age = 27;
// もちろん日本語も代入できるよ
$NAME = '佐藤';
$name38 = "渡辺";
?>
イコール「=」を使って値を代入します。文字列は、シングルクォーテーション「'」または、ダブルクォーテーション「"」で括る。数値は、クォーテーションを使用せずにそのまま記述します。
実行結果は、何も表示されません。
代入した値はどこへいってしまったのだろう!?と思われるかもしれませんが、エラーが起きていないのであれば問題なし。
視認できないだけ。
代入した情報は、ちゃーんと入っているので大丈夫です。
格納した値は「print」「echo」「print_r」「var_export」「var_dump」等、これらを使って出力します。
<?php
// 変数に値を代入する
$name = '佐藤';
$Country = 'japan';
$kazu = 12;
// 変数へ代入した値を出力する
echo $name;
print $Country;
print $kazu;
?>
エコー「echo」、プリント「print」のどちらかをつかって、変数へ格納した値を出力してみました。ちなみに本ウェブサイト主は、いつもechoを使用しています。
実行速度は、echoの方が上!
と、聞いていたため独自に速度試験をしてみたんです。
結果、速度に差があるのかどうか判断できないくらい微妙なものだったのですが、僅かにechoの方が速いかも!?という訳で、echoを使い続けている管理人です。
プリントアール「print_r」、バーエクスポート「var_export」、バーダンプ「var_dump」は、デバッグ(コンピュータプログラムの確認&バグ探し&手直し)する際につかっています。
変数へ格納した値が表示されました。これはどういう事なのか?何に使うの?役立つの?と、疑問に思うかもしれません。無理に理解しようとせず、電灯の電源をいれたら光が灯った!というように、そういうものなのだと、割り切って捉えておくといいでしょう。
頭で考え深く理解しようとするのではなく、実際にプログラムを書いて実行してみる。
<?php
// 出力する文字列をダブルクォーテーションで括ってみる
$hoge = 'こんにちは';
echo "わっしょい{$hogehoge}ぶひひ";
// 出力する文字列をシングルクォーテーションで括ってみる
$hogehoge = 'こんばんは';
echo 'わっしょい{$hogehoge}ぶひひ';
?>
<?php
//実験用の変数を用意
$experimental = "ゲームとドライブとドラム";
//EOLで様々な要素をまとめて変数へ代入する
$alltext = <<<EOL
長文をまとめて変数へ代入することができます。<br>
私の趣味:$experimental<br>
EOL;
echo $alltext;
?>
<?php
$hogehoge = 'こんにちは';
echo $hogehoge;
?>
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